徒然日誌    2005年6月

6月2日(木)
そういうわけで残業が続く今日この頃だが、だからといって私の収入に影響はない。いや厳密に言うと減っていってしまう。
遅くまで残業確定の日には夜食を買って店でパンなどをかじっているわけだが、この出費は私のお小遣いから。よって出費が増えてしまうというわけ。で、そういうときは既に弊店の社長さんはお酒などを飲んでいると思われちょっとやるせない。けど誰にも邪魔されずマイペースでお仕事できるのはなかなか良いです。ので、なかなかこの状態から抜け出せなかったりする。
ま、個人商店なんてこんなもんなんだろうな....


6月13日(月)
左側のしびれが直らない。ちょっと焦っています。医者に行ってもイマイチ快方に向かわないとは、一体何やってるんだ!と怒りたくもなる。けど怒ってもしょうがないし時間がかかるのかも。他人が当てにならなくなってくると自分で調べるしかなくて、まあそういうときインターネットってのは便利。で、色々調べまくるとだんだんとわかってくる。
そうだよなぁ、人間ってやる気にならないと身に付かないよなぁ。学校教育だってそう。学校で習った事なんてほとんど覚えてないよね。「あっ、なんか習ったことある」とか「教科書の右上に載っていたような気がする」とかそういう程度。ところが社会人になって必要に迫られて突然勉強したり、いや、せざるを得なかったりすると意外や理解できちゃったりするんだよねぇ、これが。
そう人間やればできるのです、ある程度は。
とポジティブ思考でいきたい所なんだけど、自転車漕いでいても痛む。自転車屋が自転車乗れないじゃシャレにならんというか仕事にならん。ま、乗れない訳じゃないけど。
もう一つ困ったのがオートバイ。ただでさえ乗らなくなっちゃったのに乗れなくなっちゃうのではないか?
と思っていたところに友人から「ビーナスラインにツーリングに行こうよ」と誘われた。が、不安。このシビレはオートバイなら大丈夫か?医者に行ってから返事すると言ってお医者さんまでオートバイで行ってみた。ら、つらかった。ので、ツーリングのお誘いは断った。
マズイ、ホントに乗れなくなっちゃうのか?オートバイ処分されちゃうのか....う〜ん、困ったものだ。
それにしてもジジ臭い内容でスミマセン。


6月17日(金)
しびれの件を日誌に書いたら、多くの方からメールをいただきました。一個一個返信したいのですがそこそこ大変な作業になってしまいますので、大変勝手ながらこの場を持ってお礼とさせていただきたいと思います。
そういうわけである方からあるお医者さんを紹介していただき行ってみました。結果からいうと頸椎椎間板ヘルニアと診断されてしまいました。わかりやすく言うと首のヘルニアです。
このお医者さんは大変丁寧に、かつわかりやすく説明してくれました。レントゲンも何枚も撮ってくれたのでその一枚一枚を見ながら色々話してくれました。それはまるで弊店の整備日誌のようで、やはりこのように写真があって説明してもらえるとすごくわかりやすいなぁと思い、私も写真を使って整備のポイントなどを説明したりしているのですが、これは間違いじゃなかったんだと思った次第です。というわけで整備日誌も続きを書かなきゃ。
過去に交通事故とかやったことはあるか?と聞かれました。そりゃ私だって男の子です、ダウンヒルで転んで前転したり(ヘルメットに衝撃を感じました)、オートバイで転んだり、車で刺さったりしたことはあります。が、KRDさんやWTNBさんやTAKUYAのように車を逆さまにしたり、川に落としたり、転がしたりということはありません。KRDさんなんかかなりその経験がおありのようで....
でも、う〜んと思い出してみると就職してすぐにオートバイに乗車中、右直事故で車の真横に突っ込んだりとか、別の時には私のオートバイの後部にドカンと車を当ててきたやつがいて、そのまま鎖骨から道路標識にウエスタンラリアート!みたいに突っ込んでいったこともあることを思い出しました。けどどちらもそんなにたいした症状ではなかったような気はするんですけどね。だって思い出さなきゃ思い出せない程度ですから。でもそういうのが要因となって長い時間をかけて今回の症状になったのではないだろうかということです。
しばらくは首の牽引と薬によって治療ということになるのですが、重いヘルメットを被って下りをガンガン攻めるダウンヒルはまったくもって逆治療なわけで、しばらくは治療に専念しようと思っております。あー、つまらん。
それにしてもメールをくださった方々の多くの方がヘルニアについて詳しくご存じで、それだけ身近なものなんだと思った次第です。
つまらない日誌ですみません。次からはもっと楽しい日誌にします。
最後に、TAKUYAの名誉のために書いておきますが、彼は免許を取ってから車を転がしたことはありません。免許を取ってからは....


6月26日(日)
困ったときにこそ「もしや....」と頼りにしてしまうのが保証書。
保証書の内容なんていうのは、どこかのメーカーの内容でもコピーして、差し引きたいことは差し引いて、加えたいことは加え、そしていかにも”らしい”紙に印刷しちゃえば、らしい保証書なんてのは簡単にできる。だけど重要なのはその「もしも」が起きたとき。
お客様だって、弊店だって、メーカーだって「もしも」は起きて欲しいとは思わない。が、起きたときにどのように対処するか、対処してくれるかがとっても重要。
取扱い方法に問題があり、それでも「あわよくば」なんてよからぬ期待を込めて来る方もいる。が、大人なんだから、物事の分別が付くはずなんだから、そういうわがままは勘弁いただきたい。お互い紳士的に対処したい。
問題なのは保証をしたがらない扱い元。
結局それが扱い方の間違いなのか、それとも製品上の不具合なのかを見極めるのは扱い元の品質担当などの”人間”である。
メーカーにとってはそれが保証対象になるとはあまり判断したくないはず。その一例を認めることで似たような例も保証にしなけれならずメーカー側の損失も出るし、イメージも下がってしまう。からあまり保証はしたくないのが現実だと思う。が、非常に柔軟に対処してくださるメーカーもある。困ったときに頼りになると、「ああ、このブランドを選んで正解だった」と実感できる。もちろんそういうことは起きない方がいいわけだけど。
そういうわけで物品の販売をしていればどうしてもこのような事態が起こることはある。そしてそういうときにいかにして対処してくれるかというのは、弊店にとっては今後のそのメーカーとの取引の上でも重要になってくる。やっぱ困ったときには柔軟に対処してくれた方がいいから。
と考えるとやはりメーカーによって差は出てくる。
何と言ってもあそこの保証体制は素晴らしい。さすがである。そういう保証体制をしていただけると安心してそのブランドを販売できます。
と思えばあそこはちょっと....というところもある。と、やっぱ優先的には販売したいとは思わなくなってくる。
一番問題なのは保証書さえもないようなもの。
ま、だいたいちゃんとしたブランドの製品にはちゃんとした保証書が付いてくるし万が一にも非常に頼りになる。
どこがやっているんだかわからないような、小さな輸入問屋(と言えないほどのところもある)などの製品には保証書なんかもなかったりする。そういうのは万が一の時はヤバイね。
と言うわけでちゃんとしたブランドのちゃんとした製品を購入したいものですね。
ま、ちゃんとしたブランドでも日本の輸入代理店がちゃんとしていないこともあったりするのでそういうのが一番困るのですが....


7月20日(水)
16日(土)から18日(祝)にかけて富士見パノラマスキー場でMTBの全日本選手権が開催された。TAKUYAも参加するので、土曜日の4Xの応援に行ってきた。
TAKUYAの走りはかなりアグレッシブで、バームを利用したコーナーリングはこの全日本選手権に出場している他のライダーと比べてもかなり速い。ジャンプなどでもかなり体をうまく使い前へ前へと飛んでいるのが目で見てわかる。しかしスタートが遅い。致命的と言えるほど。しかしそれでもコース取りがうまいのか、やっぱコーナーが速いのか、名だたる有名選手を抜きまくりあれよあれよという間にファイナル進出!しかし残念ながら4位。表彰台には上がれませんでした。
今のTAKUYAにとっては4位では「残念」という言葉が必要なくらいになってしまった。う〜ん、上手になったなぁ。
さてレースでは当人以外に回りの協力があってこそいい走りができるというもの。自転車のみならずレースをやってきたKRD氏はそこらへんをよくご存じで、率先してバイク搬送をかっていただけた。またDHではよきライバルのOIKW氏もスタート地点でよきアドバイスなどをしていただけたようだ。
一番感心したのはTAKUYAの恩師でもあるKWKM氏の働きっぷりである。氏は現在レースの第一線からは退いているが、氏がお勤めの会社が扱うブランドのバイクに乗っている有名女性ライダー(なんて書かなくてもわかる人はわかるか)を本当によくサポートしておりました。
スタート地点までバイクとローラー台を持って上がりアップのサポート。そしてゴール地点まで歩いて下りバイクの回収をしてまたスタート地点まで上がる。これを何度となく繰り返しておりました。さすがに元有力選手だっただけあってライダーの気持ちが分かるのでしょうね、感心しました。
さてこの日、実はもう一つのドラマ?がありました。
朝、弊店の駐車場で待ち合わせたロードマンのIIDK氏、待ち合わせたけどそのままバイバイ。で、4Xの始まる頃に再会。そう、氏は自走で富士見まで来たのだ。氏は以前も富士見に来たときに下らずに舗装林道をヒルクライム。そして今回は自走。富士見に行くのに下らないなんてもったいないなぁと私は思ってしまう。
そんなIIDK氏、今日は柳沢峠まで走りに行っているはず。この調子で体調を維持し、シマノ鈴鹿フェスティバルまで維持していただければと思います。
ちょっとローカルな話でスミマセン。


セッティングするYMNKC氏。奥はTAKUYA号7月29日(金)
YMNKC氏にテックインのGS400をお買いあげ頂いた。
ま、別に狙ったわけではない?が、TAKUYAレプリカっぽくなった。まあTAKUYAのGSに乗ってこのバイクの楽しさを体感し、そしてTAKUYAの走りに魅了されたというのもある。最終的にはTAKUYAにポジションなどをセットアップしてもらった。背丈が同じくらいだし。
しかしこのレプリカバイク、本物よりゴージャスだったりする。
例えばTAKUYAのサスペンションはPILOTだけど、YMNKC氏のバイクはREBAだったりとか。
本物を越えたか??


7月31日(日)
道ばたでよく人に会う。
昨日聖蹟桜ヶ丘で学生時代の友人達と会う約束をし自転車で行った。
弊店からは多摩川サイクリングロードが近いので、多摩川沿いにビューッと走っていこうと思っていたらYMNKC氏に会った。ま、氏は先日バイクをおろしたばかりなので、うれしくてそこらを走り回っていても何の不思議もないのでバッタリ会っても特にビックリはしない。で、サイクリングロードをずーっと走っていたら、最近通勤で自転車に目覚めてしまったNKMR氏に遭遇。どうやら通勤帰りのようであった。そしてシャカシャカと聖蹟に向けて漕ぐ。この街周辺は、私が学生時代にいたところの隣町だからかつて知ったる土地なんだけど、道路はずいぶんと変わり段々どこだかわからなくなってくる。けどおおよその方角は分かるから知らない道でも、「まぁあっち向かって走っていればそのうちわかるところに出るだろう」と気ままに走る。ゴール地点まであとちょっとというところでなんとKBYS氏とNKMR氏に遭遇。まさか弊店から20キロほど離れたこの地で、まさか彼らに会うとは思ってもみなかった。けど、あちらもビックリしていた。だってこの地は彼らの地元だから。
そういえば2週間ほど前の全日本選手権へTAKUYAの応援に行ったときには五日市の奥でMZRG氏に遭遇。「おーおー、イエロージャージが走っている、さすがになかなかいい感じで回してるなぁ」なんて車内でつぶやき追い越しざまに氏とわかりビックリ。
でもバッタリ遭遇は私だけではない。
今日もニューバイクでお山へと遊びに行ったYMNKC氏、店前で一休みしていたところへSSK氏がパーツ交換に来られた。ら、「あれ?さっきお会いしましたよねぇ」とお互いビックリ。両氏はまったく面識がなく、たまたまお山で声をかけあっただけ。なのにまさか店先で会うとは。まったく悪いことはできないものですね。ま、誰も悪い事なんてしてないけど。


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